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2006.09.28

2006年度J2第42節:横浜FC対ベガルタ仙台(@国立競技場)

2006年度J2第42節:横浜FC対ベガルタ仙台戦が行われ3-1で勝利。連敗をしないことを改めて印象付けた。

一雨ごとに季節は確実に移り変わっている。スタジアムで吹く風は「涼しい」から「冷たい」ものに変わりつつある。2006年度JリーグDivision2、9月は7試合を戦う。前節は草津の前に完敗。今節の相手は仙台。昇格争いの直接対決。共に主力を欠いての試合、「どちらが自分達のサッカーをすることが出来るか」がポイントだった。

仕事を終わらせてスタジアムに到着したのは17時30分ごろ。コンコースでG裏な方に挨拶をしスタンドへ。場内ではオーロラビジョンを使って横浜FCのスポンサーである「UNITED ARROWS」のイベントが行われていた。スタンドで連れとその友人と合流、荷物を預けて準備をする。イベントが終わり18時20分過ぎ、田北GKコーチ、GK菅野(#21)、GK小山(#1)が練習を開始。続いてベンチ入りメンバーも練習を開始。その中には流通経済大学から来た強化指定選手:難波宏明(#31)もいた。国立開催という事もあり、元代表選手への声援は一際大きい。スタメンはGK菅野(321)、DF:(右から)智吉(#18)・鄭容臺(#13)・小村(#30)・中島(#27)、MF:山口(#6)・吉野(#14)のダブルボランチ・右SH内田(#10)・左SH滝澤(#29)、FW:城(#9・C)・三浦(#11)。控えはGK小山(#1)、DF:岩倉(#23)、MF:崔成勇(#4)、FW富永(#20)・難波(#31)。DF:早川(#2)、MF:アウグスト(#8)、FW:アレモン(#7)を欠く横浜FCは「原点回帰」。多少の違いはあるが開幕当初のシステム・メンバーに近い構成。仙台はFWのボルジェス(#9)とチアゴ・ネービス(#11)が欠場。攻撃を司るMFロペス(#8)を如何にして抑えるか、がポイントだった。

キックオフ前のG裏から。「前節の草津戦は負けた。でも今日の仙台戦。絶対に負けられない。今日は勝つんだ。横浜が勝つんだ。仙台に引導を渡してやろう。絶対に昇格しよう。行こう。行こうJ1へ」。

試合開始から主導権を握ったのは横浜FC。2トップの城(#9・C)とカズ(#11)が動き回りポストプレーをこなし、さらにスペースを作って仙台の守備陣に穴を開ける。右サイドからは内田(#10)と智吉(#18)、左サイドからは滝澤(#29)と中島(#27)、中央からは吉野(#14)が次々と攻撃参加。仙台はラインをズルズルと下げて完全な受け身の態勢。その仙台はMFロペス(#8)を基点としてカウンター攻撃を試みるがそこにはDF小村(#30)がしっかりと対応し仙台の攻め手は無くなった。横浜FC陣内、仙台の直接FKがゴールを大きく外れた直後、前半19分。ゴールキックのクリアボールを拾った横浜FCはオーバーラップしていた右SB智吉(#18)へパス、智吉はアーリークロスを入れる。ファーサイド、相手DFとの競り合いに勝ち、頭1つ出たFW城がヘディングシュート。仙台のGK小針(#1)は逆を突かれ反応するだけで精一杯。ボールはネットを揺らし横浜FC先制、1-0。城は雄たけびを上げ、力強いガッツポーズを見せた。続いて前半25分。吉野のミドルシュートが仙台のDFに当たりCKを得る。キッカーのカズが右足で入れたボールは何故かぺナ内でフリーになっていたMF滝澤の元へ。滝澤のダイビングヘッドシュートはGK小針の脇を抜けゴールネットを激しく揺らした、2-0。「どうだ」と言わんばかりの滝澤、エンブレムを右手で何度も叩いた。前半は完全な横浜FCペースで進み2-0で終了。

ハーフタイム時、「まだ試合は終わっていない。もう一度、気持ちを引き締めないと」と。ハーフタイムでの選手交代は無し。

後半開始から仙台が前に出てきた。全体のラインを上げて横浜FC陣内に攻め込む。小村がファールを受けて倒れたが無事にプレー再開・・・。するはずが、センターサークル付近でFW城が足を負傷。富永(#20)と交代。仙台の攻勢は続き、何度もCKから横浜FCゴールを脅かすが集中して守り、この時間帯を凌ぎ切る。ここから「守備でリズムを作り始めた横浜FC、攻勢に出る仙台」の構図になり、「先に隙を見せたチームがやられる」という緊張感がスタジアムを包む。横浜FCはカウンター攻撃で何度も仙台ゴールを脅かし続け、仙台に「失点の恐怖」を与え続ける。このために仙台の攻撃の破壊力も落ちた。後半26分、MF滝澤(#29)に代わりMF崔成勇(#4)を投入、そのまま左SHに入る。後半35分にはFW三浦(#11)に代えてFW難波(#31)を投入し試合を終わらせに掛かる。後半38分、その難波がドリブルで攻め込み仙台陣内でFKを得る。キッカーの崔成勇が入れたボールは走りこんだ難波のヘディングに寸分の狂いも無く合う。難波が豪快にヘディングシュートを決めて3-0。貴重な追加点を決めた難波を中心に輪が出来る。その直後、仙台のFW中島(#13)にゴールを決められるが体勢に影響は無く、3-1で試合終了。

仙台の不調もあったが横浜FCの完勝だったと思う。攻撃では両SBのオーバーラップを使いサイドでは「数的優位で相手を崩そう」という狙いが見えた。サイドに集中を引き付けて中央から吉野(#14)・山口(#6)が攻撃参加。「ポストプレー→中盤の選手に落とす→逆サイドへ」という展開もあり仙台を圧倒。仙台の守備の対応のまずさもあったが攻撃は良かった。守備も仙台の唯一の脅威であるMFロペス(#8)を自由を与えないようにしていた。最後の失点は勿体無いが、守備も良かったと思う。選手では滝澤(#29)左サイドだけでなく中央にも顔を出してボールを受けて攻撃の一翼を担った。カズ(#11)の動きも良くセンターサークル付近からのドリブルからシュートまで持ち込むなどキレていた。城(#9)の怪我の具合が心配。

選手挨拶時、「やったぞ」という表情に満ちていた。と同時に「まだまだここからが勝負だ」という表情も。

4位・仙台との勝ち点差を12に広げる事に成功した横浜FC。仙台戦の内容は完勝だった。この良いイメージを次節・山形戦につなげて欲しいと思う。ただし「慢心は全てを狂わす」という事を肝に銘じて山形戦に臨まないといけない。

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