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2006.07.10

2006年度J2第26節:柏レイソル対横浜FC(@柏の葉公園競技場)

2006年度J2第26節:柏レイソル対横浜FC戦が行われ2-1で柏が勝利。先制するが逆転負け。

2006年度JリーグDivision2も第26節を迎えた。この試合で前半戦が終了する。第25節を終了して横浜FCは2位。昇格争いの真っ只中にいる。第26節の相手は1位の柏。「勝てば首位」という状況で迎えた。

スタジアム到着は14時30分ごろ。アウェーの入場口には10名ほどの方がいました。「タンクトップ、買ってきたよ」と一同。15時30分ごろには秋葉原集合組も到着。16時30分から簡単なミーティング。

「今、2位にいる。今まで『昇格』って言っても実感出来なかったかも知れない。『今年、昇格するぞ』って言っても実感できなかったかも知れない。今年、いきなり負けて監督が代わって、応援のボイコットから始まった。ここまで監督・選手は結果を出してきてる。じゃあ俺たちはどうなんだろう。この前の試合、応援で負けてたと思う。自分もそうだけど声も出てなかったし。今日、柏。俺たちの何倍もの人数がG裏にいる。人数で負けてても『絶対に負けない』と思って戦わないと。俺たちの相手は相手チームの選手じゃなくて、相手チームのサポーター。菅野に聞こえるような声じゃなくて、反対側のG裏の相手に向けて声を出さないと」。「それと今、昇格を争える位置にいる。自分もそうなんだけど、G裏の中心にいるのって楽しいし、楽だよね。1週間ぶりに会うサッカー仲間だし、G裏の中心にいれば自分が声を出さなくても周りが声を出してくれるし、何にもやってなくても中心にいるだけで『何かやっている気分』になっちゃうよね。でも、もうそういう気分、気持ちはやめようよ。俺たちが『腹をくくって』、『本気で』やらないと昇格なんて出来ないし。昇格して『横浜FC』の看板背負うなら、本当に本気でやらないと駄目だと思う」。「今までのことは過ぎたことだし、みんなそれぞれ思うところがあると思うし。だから今日、この試合から本当に『腹をくくって』やろうよ」。

17時、入場。

入場後はダンマクを張って一休み。「『見にくい』って聞いていたけど、傾斜があるから思っていた程でもないな」と一同。ピッチと反対側のG裏ではイベントをやっていた。何度もアヒルの鳴き声が・・・。18時前に選手がピッチ状態を確認するために出てきた。選手を呼ぶと選手も手を振って答える。18時20分過ぎ、田北GKコーチ、GK菅野(#21)が練習を開始。続いてベンチ入り選手が練習を開始。いつも以上に引き締まった表情をしていた。G裏から「反対側のG裏」に陣取る相手に向けて「横浜FC」の選手を呼び続ける。スタメンはGK菅野(#21)、DF:(右から)智吉(#18)・鄭容臺(#13)・早川(#2)・小林(#19)、MF:山口(#6)・吉野(#14)のダブルボランチ・右SH内田(#10)・左SHアウグスト(#8)、FW:城(#9・C)・三浦(#11)。控えはGK:小山(#1)、DF:室井(#5)、MF:滝澤(#29)、FWアレモン(#7)・北村(#17)。前回の対戦ではいなかった柏のMFリカルジーニョ(#8)への対策、先制点、がポイントだった。

試合開始早々、試合が動いた。横浜FC右サイド、相手ゴールまでやや距離があるFK。MFアウグスト(#8)が左足で蹴ったボールはファーサイドで相手を振り切ったDF早川(#2)へ。早川がダイビングヘッドを決めて横浜FCが先制、0-1。G裏は一気に雪崩。みんな口々に「まだここからだ」と。先制した後、横浜FCはやや引き気味の位置を取ってカウンター攻撃を狙う。3-5-2システムに変更してきた柏はボールをキープしながらピッチを広く使って横浜FCを揺さぶる。時折見せるMFディエゴ(#11)のドリブルがアクセントとなり柏が攻勢に出る。横浜FCはしぶとい守備で防ぐと両サイドのアウグスト、内田(#10)に素早く展開しカウンター攻撃を繰り出した。前半終了間際、立て続けに横浜FCが決定機を作り出したが得点できず。前半は0-1で終了。

ハーフタイム時、「まだあと45分ある。もう一度、集中しないと」と。G裏では「攻められている時、どうしても声が出づらくなるから、そういう状況だからこそ声を出していかないと」と。

後半も前半と同様に柏がボールをキープして攻める展開。しかし後半9分、横浜FCの左サイドを柏のDF小林(#2)に突破されクロス。ファーサイドに走りこんできた柏のMF平山(#24)に折り返され、中央で待っていたFW李忠成(#20)に同点ゴールを決められてしまう。G裏は一瞬、静まり返ったが「まだ同点だ。まだ時間はある。ここからだ」と声を掛け合って気持ちを入れ直す。その後、横浜FCはFWカズ(#11)に代えてFWアレモン(#7)を投入し逆転を狙う。そのFWアレモンがドリブルで柏のDFを抜き去りぺナ内に進入したところでタックルを受ける。レフェリーはファールはないという判定。選手もG裏も「ファールではないのか・・・」と知った時には、柏のカウンター攻撃が始まっていた。MFリカルジーニョ(#8)がフリーでボールを持ってFW北嶋(#25)へパス。北嶋がスルーして横浜FCのDFラインの裏にボールが流れる。そのボールに唯一、反応していた柏のFW李忠成がGK菅野(#21)との1対1でも落ち着いてシュートを流し込んで柏が逆転、2-1。アウェーG裏は沈黙。「下を向いている場合じゃない。まだ15分ある」と気持ちを入れ直す。横浜FCベンチもMF吉野(#14)に代えてMF滝澤(#29)を投入し同点ゴールを狙う。最後はDF小林(#19)に代えてDF室井(#5)、室井を前線に上げてパワープレーを仕掛けるが得点できず試合終了。

先制して横浜FCのペースで試合を進めることが出来た。しかし、追加点が取れなかったことが大きかった。何度もシュートチャンス、決定機は作り出したが、決めることが出来なかった。2失点した守備だが、完全に崩された失点の場面以外で綻びは無かった。勝てる試合だったが、「一瞬、出来てしまった心のスキ」を突かれて逆転ゴールを決められてしまった。攻撃は最後の場面で落ち着いて決めるだけだし、守備はもう一度、選手間での連携の確認をすれば修正は出来ると思う。些細なことで負けたことが悔しい。

試合終了後、選手達は重い足取りでアウェーのG裏に来た。「ヨコハマ!ヨコハマ!」で選手を迎えた。「下を向くな」、「まだ試合はあるぞ」など様々な言葉が選手に掛けられていた。選手だけでなく自分達への言葉でもある。「下を向く」暇は無いし、「まだ24試合」ある。もちろん、この試合における敗戦は大きい。でも、その影響を少なくする事が出来る。「7月12日水曜日、三ツ沢で行われる、第27節:鳥栖戦に勝つ」という事。どんな形でも良い。「勝つ」事が一番だと思う。第26節の他会場の試合結果を見ると、横浜FCにはまだツキがある。だからこそ「勝ち」が必要。

選手の挨拶が終わった後のG裏。「みんな今日は負けた。よく分かったと思う。指を咥えて待っているだけで昇格できる訳が無い。『昇格する』っていうことは本当に大変な事なんだ。みんなの気持ちが本当に1つにならない限り駄目なんだ。もっとみんなで戦わないと駄目なんだ。今日、見せたみんなの気持ち。次の三ツ沢では何倍にも大きくして選手と戦おう。絶対に勝とう。絶対に昇格しよう」。

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