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2006.05.18

05-06UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦:FCバルセロナ対アーセナルFC(@スタッド・ドゥ・フランス)

05-06UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦:FCバルセロナ対アーセナルFC戦が行われ2-1でFCバルセロナが勝利。14年ぶり2度目のビッグ・イヤー獲得。

14年ぶり2度目のビッグ・イヤーを目指すFCバルセロナ。05-06シーズンが始まる前から本命と言われ決勝トーナメント1回戦でチェルシーFCに勝利し、本命という声は日増しに強くなっていった。その評価に値する戦いをここまで続けてきた。

初のビッグ・イヤーを目指すアーセナルFC。プレミアリーグではシーズン無敗優勝を成し遂げるなど、国内での評価は高い。しかしチャンピオンズリーグではなかなか勝てなかった。今シーズンは守備陣に負傷者が相次ぐ。予選リーグはくじ運にも恵まれ1位通過するが、不安は拭い切れなかった。決勝トーナメントで欧州のビッグクラブを次々と撃破。ウイークポイントだった守備陣は10試合連続完封を成し遂げ、ストロングポイントへと変わった。

スタメンはFCバルセロナはほぼ予想通り。中盤はエヂミウソン(#15)、デコ(#20)、ファン・ボメル(#17)だった。アーセナルFCは予想通り。

スロースターターのバルセロナにアーセナルが襲い掛かる。前半3分、右SBエブエ(#27)からのパスを受けたFWアンリ(#14・C)がシュートを放つがバルサのGKバルデスがファインセーブ。その後はピッチ状態にも慣れてきたバルセロナが盛り返す。前半18分、バルセロナのFWホナウジーニョ・がウショ(#10)のスルーパスがオフサイドトラップを掻い潜ったFWエトー(#9)へ渡る。アーセナルのGKレーマン(#1)がぺナ外でエトーを倒し、こぼれ球をFWジュリー(#8)が無人のゴールに決めて先制。・・・と思いきやエトーが倒された時点でファールを取り、ゴールは無効。GKレーマンはレッドカードで退場、MFピレス(#7)に代わりGKアルムニア(#24)が入る。直後のFKは外れるがバルセロナが攻勢に出る。

ここを抑えたアーセナルは右SBエブエがFKを獲得。キッカーのアンリが入れたボールはDFオレゲール(#23)の競り合いに勝ったDFキャンベル(#23)の頭にピタリと合う。GKバルデスは反応できずアーセナルが先制、0-1。先制したアーセナルはアンリ、リュングべり(#8)、フレブ(#13)の3人がカウンターの基点となり、それ以外の選手は守りに徹する。バルセロナはボールを持たされている感じとなってしまい、攻撃の糸口が見つからない。エトーが放ったシュートが唯一のチャンスだったがGKアルムニアのファインセーブで得点ならず。前半は0-1で終了。

バルセロナは後半開始からMFエヂミウソン(#15)に代えてMFイニエスタ(#24)を投入。後半はバルセロナがボール支配率で上回るものの、アーセナルの守備を崩すまでには至らない。しかし少しずつアーセナルの両サイド(特にSBの前のスペース)を突けるようになって来た。MFファン・ボメル(#17)に代えてFWラーション(#7)を投入、前線にFWを4人入れた。さらにDFオレゲール(#23)に代えてDFベレッチ(#2)を投入、右SBに入りサイド攻撃を活性化。しかしそこを鋭いカウンター攻撃で反撃するアーセナル。アンリが2度のビッグチャンスを迎えるものの追加点は許さない。アーセナルも中盤のセスク(#15)に代えてDFフラミニ(#16)を投入、相手のサイド攻撃に備える。

同点ゴールが生まれたのは後半31分。MFデコ(#20)がぺナ内のラーションにくさびのパスを入れる。ラーションはダイレクトで左サイドから走りこんできたエトーにパス。GKのニアサイド、ボール1個分しかないスペースからシュートを決めて同点、1-1。さらに後半36分。イニエスタが左サイドに流れたラーションにパス。何とかボールをコントロールしてぺナ内に走りこんできたDFベレッチ(#2)にパス。ベレッチは思い切って右足を振りぬくとGKの股の間を抜けてゴールネットを激しく揺らした。バルセロナ逆転、2-1。その後は焦るアーセナルに対し、ロンドを行い時間を進め試合を終わらせる作業に移行。ロスタイムの3分が経過したところで試合終了。

この試合がバルセロナとして最後の試合となるラーションが2アシスト。途中交代で入ったイニエスタが焦り気味だったチームに落ち着きを取り戻させ、ベレッチが逆転ゴール。監督采配が見事にはまった。ホナウジーニョ・ガウショは執拗なマークに苦しんだが味方を生かすプレーを終始、行った。GKバルデスがアンリの決定機を3回、阻止したのが大きかった。アーセナルは10人となったがバランスが崩れる事は無かった。強かった。

キャプテンのカルレス・プジョール(#5)がビッグ・イヤーを掲げミッションを達成。ウイニングランの時、スタッド・ドゥ・フランスに流れたイムノ。テレビの前で泣きながら歌った。ウェンブリーでの優勝を見てバルサ・クレになり、2年前にソシオとなった。バルサ・クレになって一番、うれしい瞬間だった。FCバルセロナにはまた新たなミッションが発生する。リーガ3連覇、チャンピオンズリーグ連覇、トヨタカップ制覇・・・。でも少しの間だけはこの優勝の余韻に浸りたい。

最後にビスカ・バルサ!!

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Comments

レーマン(笑)のアレはしょうがない罠。ああしなきゃあの早い時間に確実に先制されてた。
逆にアレで退場になってまで1点防いだわけだし、早い時間にレーマン(笑)がいなくなって「よっしゃこれで心配はなくなった!」って思ったぐらいだしwww
ただ、ファン・ボメルとオレゲルがいなくなったら突っつきどころがなくなっちゃって(!)、頑張れるところがなくなっちゃったね。
それで交代で出てきたラーションにやられたわけだからもうしょうがない。
逆にガナーズはレーマン(笑)の退場のせいで戦術的な交代ができなかった。
そう考えるとレーマン(笑)のアレはやっぱりさすがレーマン(笑)ってことか!
敗れてもすがすがしいのはやられたのが大好きなウルトラマンラーションだったからですな。
とにかく大耳おめでとうw

Posted by: アルセーヌ | 2006.05.18 at 03:38 PM

レーマンのレッドカードは仕方が無いですね。ファン・ボメルもオレゲールも守備は上手いのですが攻撃となるとイニエスタやベレッチが上。さらにファン・ボメルはいい出来では無かったですね。

ラーションがキャンベルとクロ・トゥレを上手く引き付けてくれた。W杯後、クロ・トゥレとエブエを離さない様にした方がいいかも・・・。

いい試合でした。

Posted by: celeste | 2006.05.19 at 09:03 AM

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