« 2005年度J2第39節:横浜FC対アビスパ福岡(@三ツ沢公園球技場) | Main | 2005年度J2第40節:京都パープルサンガ対横浜FC(@西京極総合運動公園陸上競技場) »

2005.11.10

第85回天皇杯全日本サッカー選手権大会・4回戦:ガンバ大阪対横浜FC(@万博記念競技場)

第85回天皇杯全日本サッカー選手権大会・4回戦:ガンバ大阪対横浜FCが行われ3-3の引き分け。PK戦7-6でガンバ大阪が勝利。最後の最後で大金星を逃した。

昨年、愛媛で大黒将志に5得点された。その悔しさは誰しもが持っている。組み合わせが発表された時、「リベンジだ」と思った。ナビスコカップの影響で11月9日(水)の開催だったが有給を取って万博へ向かった。

万博到着は16時30分頃。既に6~7名の方が到着していた。「駐車場がガラガラだね」、「平日だしこれから来るんだろうな」という感じの閑散とした様子だった。で、先日の福岡戦の話になり試合終了後のG裏が写っている新聞やサッカー雑誌を見て雑談。「この写真、G裏の人間模様がよく表されてる」、「雑誌に素の表情で写ってるぞ」est・・・。試合前、電光掲示板のチェックの様子。チーム名を間違えてました。17時開門。

入場後はダンマクを貼って談笑。応援の事などを話す。18時20分頃、田北GKコーチ、小山(#1)、菅野(#21)が練習開始。続いてフィールドプレーヤーも練習開始。みんな引き締まった表情だった。サポーターもアウェーG裏のメイン寄りに陣取り小さく集まって選手に気持ちを伝える。スタメンはGK小山(#1)、DF:(右から)智吉(#7)・トゥイード(#4)・早川(#5)・中島(#27)、MF:内田(#10)・山口(#30)のダブルボランチ・右SH北村(#17)・左SH吉武(#8)、FW:城(#9)・久保田(#20)。控えはGK:菅野(#21)、MF:坂井(#15)・信義(#18)・貞富(#29)、FW:高田(#32)。久保田が久々の先発出場。ガンバ大阪は遠藤・宮本が欠場し、大黒・二川はベンチスタート。昨年の悔しさを晴らす戦いが始まった。

試合開始早々はガンバ大阪の攻撃陣、吉原(#18)、アラウージョ(#9)、フェルナンジーニョ(#8)の動きに付いて行くので精一杯だった横浜FCだが、この3人へのパスを封じる事によって動きを制限していった。ガンバ大阪のセットプレーでも集中して守っていたし試合の入り方としては悪くは無かった。攻撃では城(#9)と久保田(#20)が縦の関係。城がやや下がり気味に位置していた。久保田もポストプレーやスペースを作る動きで相手守備陣と対等に戦っていた。前半19分、相手DFラインの裏に飛び出した内田(#10)が最高のタイミングでパスを受ける。GKとの1対1の場面でも左足で冷静にシュートを決めて先制、0-1。アウェーG裏は雪崩発生。その後は一進一退の展開が続く。ガンバ大阪の攻撃をギリギリに所で防いだり、攻撃ではシュートを何度も放つが枠を捉えきることが出来ない。前半は0-1で終了。

ハーフタイム時、「もう一度、冷静になろう。0-0の気持ちで」と。ガンバ大阪はMF児玉(#17)に代えてMF二川(#10)、FW吉原(#18)に代えてFW大黒(#16)。横浜FCの選手交代は無し。

二川がボランチに入ったことによって前後に攻撃の基点が出来たガンバ大阪。少しずつ横浜FCを押し込んでいく。横浜FCも集中力を切らさずに対処していた。後半7分、カウンター攻撃からCKを得る。私たちが陣取っている目の前だ。城がサポーターを煽る。そのCK、内田が蹴ったボールの行き先はぺナ内中央で待っていた久保田(#20)。ヘディングで決めて0-2。久保田はこちらを見てガッツポーズ。「まだ時間は残っているんだ。もう一度、気持ちを引き締めよう」と声をかける。後半10分、CKからガンバ大阪のDF山口(#6)にヘディングシュートを決められ、1-2。ここからガンバ大阪、怒涛の攻撃が始まった。中央からは二川とフェルナンジーニョ、左サイドの家長(#14)、最前線では大黒。ガンバ大阪の攻撃からゴールを守る横浜FC。横浜FCはMF吉武に代わって信義(#18)が入る。FW久保田に代わって貞富(#29)、城の1トップ・3ボランチにシフトチェンジ。MF北村に代わってFW高田、逃げ切りを図る。しかし後半89分。シュートのこぼれ玉を大黒に押し込まれ2-2の同点。その瞬間、選手はガックリうなだれる。2-2で前後半終了、15分ハーフの延長戦に。

「俺達の応援で選手を奮い立たせようぜ。ここまで来て負けてたまるか。愛媛の悔しさ、覚えてるだろ」とG裏。後半32分から10人で戦わざるを得ないガンバ大阪、土壇場で追いつかれた横浜FC。「どちらが気持ちで上回るか」という展開。21時を過ぎると鳴り物を使っての応援が出来ないが、手を叩き、声を出し、旗を振って必死になって選手を後押しする。

延長前半の開始早々、大黒がDFの裏へ抜けてシュートを放つ。が、バーを直撃しこぼれ玉も先にクリアー。延長前半3分。カウンター攻撃から左サイドでフリーで待っていた貞富(#29)。左足で正確なクロス。GKと交錯しながらヘディングシュートを決めたのは小野信義(#18)。古巣へのゴールを決めて2-3と再びリード。その後、FKから城(#9)のヘディングシュートはクロスバーを直撃、山口(#30)のミドルシュートは枠を捉えきれない。延長後半、内田がDFラインを掻い潜り決定的な場面でシュートを放つが枠を外す。そして延長後半14分。ガンバ大阪のロングボール、処理を誤った横浜FC守備陣。ガンバ大阪・FW三木(#21)に同点ゴールを決められて3-3。再び選手はうなだれる。G裏はそれでもずっと応援を続け選手を後押しする。3-3で試合終了しPK戦。

PK戦、両チーム共に6人目まで失敗無し。7人目、先行のガンバ大阪の三木をGK小山(#1)が止める。後攻、トゥイードがGK松代に止められる。8人目、ガンバ大阪の松下が決める。横浜FCの高田が止められて試合終了。

試合後、立ち上がることが出来ない高田にチームメイトが声をかける。城を中心にベンチ入りメンバー16人で円陣を組んだ。内容は分からない。表情からは悔しさが滲み出ていた。高田はうなだれたままだった。G裏は残っている力で「ヨコハマ!」コールで選手を迎えた。高田もそれに答えて顔を上げて挨拶した。

ガンバ大阪もナビスコの影響があったとはいえ、横浜FCはJ1首位のチームと堂々と戦った。久保田はシジクレイを相手に互角に渡り合った。城や山口はその経験を生かしてチームに落ち着きと緩急をつけてくれた。内田はFWを追い越す動きを何度も見せてくれたし、北村、吉武も果敢にドリブルで勝負した。中島は攻守において輝いていたし智吉は家長を押さえ込んだ。CBコンビもガンバ大阪のFW陣を抑えた。信義は古巣へのゴール、貞富・高田もよく効いていた。小山も相手の決定機を何度も防いだ。とにかく内容は凄く良かった。でも結果としては120分で引き分け、PK戦で負けた。常に先手を取り続けたのに勝ちきれなかった。J2のリーグ戦では経験できない様な試合を戦った。「足りないものは何なのか?」をこの試合から汲み取って強化していかなければならない。

G裏では悔しさで涙するサポーターもいた。「勝てる」と思った瞬間に同点にされ、負けた。サポーターもこの試合から何かを学んだと思うし、それを今後に生かしていかないといけない。

最後に、平日の夜にもかかわらず万博記念競技場に駆けつけた皆さん、お疲れ様でした。

|

« 2005年度J2第39節:横浜FC対アビスパ福岡(@三ツ沢公園球技場) | Main | 2005年度J2第40節:京都パープルサンガ対横浜FC(@西京極総合運動公園陸上競技場) »

Comments

お邪魔致します。

昨日、万博でガンバ側のゴール裏にいた者です。昨日はお疲れさまでした。
最終的にはガンバが次のステージに進みましたが、昨日の横浜FCはかなり強かったと思います。ゴール裏でも、「横浜、いいじゃないか」という声が出ていました。

しかし、それよりも僕が感嘆したのは、横浜サポターさんたちの声量でした。人数は少ないながら、競技場に響きわたるその声の迫力は、まことに凄いものでした。
今シーズンは苦戦されているとのことですが、チームといい、サポさんといい、とてもそんなふうには見えませんでした。

今後のご健闘をお祈りしつつ、昨夜の激闘に敬意を表したいと思います。
ありがとうございました。

Posted by: あさ@逃避日記 | 2005.11.10 at 07:58 PM

相変わらずすごい記憶力ですなあ。ほんと脱帽です。

>「この写真、G裏の人間模様がよく表されてる」
俺は当然含まれないよねw

Posted by: わたやん | 2005.11.10 at 09:56 PM

あさ@逃避日記様
選手に気持ちを伝えようと必死でした。凄い試合でしたが、「勝ちきれない」現状がJ1首位とJ2の11位との差なのかもしれません。その差を埋めるべく監督・選手、チーム、サポーターが「足りない何か」を探して克服しないといけません。

今度は勝てるように頑張りたいです。


わたやん様
試合内容は必死で記憶をたどりました。「G裏の写真」は試合後の「11」の人文字を作った時の写真でした。試合後、色々と話し合う2人や選手を見つめる人、身振りを交えてとにかく選手に声援を送る人est・・・。前の方にいた人がバッチリ写ってました。ちなみに私は人の影に隠れて写ってなかったです。わたやん兄貴は写ってかなぁ・・・。

Posted by: celeste | 2005.11.11 at 09:06 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/13437/7011586

Listed below are links to weblogs that reference 第85回天皇杯全日本サッカー選手権大会・4回戦:ガンバ大阪対横浜FC(@万博記念競技場):

» 本当に強いのか、横浜FC! [平々凡々な日々]
昨日の 85回天皇杯 5回戦 横浜FC-ガンバ大阪戦  仕事中 夜9時半ごろ 結 [Read More]

Tracked on 2005.11.10 at 12:43 PM

» 本当に強いのか、横浜FC! [平々凡々な日々]
昨日の 85回天皇杯 4回戦 横浜FC-ガンバ大阪戦  仕事中 夜9時半ごろ 結 [Read More]

Tracked on 2005.11.10 at 12:51 PM

» [横浜FC]天皇杯4回戦 対ガンバ大阪@万博 [ウタカタ ノ ヒビ]
G大阪 3(1-0/1-2/1-0/0-1/PK6-7)3 横浜FC 19:00キックオフ 万博記念競技場 得点 G大阪 山口(55分)、大黒(90分)、三木(119分) 横浜FC 内田(19分)、久保田(52分)、小野信(94分) 出場選手 G大阪 松代、DFシジクレイ、山口、入江、MF松下、橋本、児玉(HT 二川)、家長、フェルナンジーニョ、FW吉原(HT 大黒)、アラウージョ(68分 三木) <サブ>GK藤ケ谷、MF寺田 横浜FC GK小山、DF小野智、トゥイード、早川、中島、MF北村(8... [Read More]

Tracked on 2005.11.10 at 06:37 PM

« 2005年度J2第39節:横浜FC対アビスパ福岡(@三ツ沢公園球技場) | Main | 2005年度J2第40節:京都パープルサンガ対横浜FC(@西京極総合運動公園陸上競技場) »