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2004.04.26

AFC女子サッカー選手権2004準決勝:朝鮮民主主義人民共和国代表対日本代表(@国立競技場)

AFC女子サッカー選手権2004・準決勝が国立競技場で行われ女子日本代表が3-0で勝利しアテネ五輪の出場権を獲得した。相手の朝鮮民主主義人民共和国代表(以後、北朝鮮)とは1勝1分け7敗と分の悪い相手だったが、過去の成績を考えずにプレーしているように見えた女子日本代表が勝利した。

この日は三ツ沢とのダブルヘッダー。午前中、国立の千駄ヶ谷門にシートを貼って三ツ沢に向かう。午前11時の時点でも1列目の20番目付近でした。「何人、国立に来るんだろう?」と正直、心配しましたが観客は31000人で女子サッカー史上、最高の観客動員。20000人以上は女子日本代表を応援していた、と思います。

三ツ沢から国立に着いたのは17時30分過ぎ。千駄ヶ谷駅には多くのサポーターが集まっていました。スタジアムに入るとアウェー側ではすでに応援が始まってました。「赤」を身にまとったサポーター。その上段には大きな国旗がありました。彼らの応援を実際に見るのは初めてでした。統率された応援は凄かったです。日本サポーターのテンションはいつもよりも上がってました。今年のオマーン戦やU23最終予選よりも上回っていたかもしれません。「相手が日本より格上で勝利が絶対条件」という状況がそうさせたのかもしれません。親善試合やコンフェデを別とした場合で、「絶対、勝たねばならない試合で明らかに格上が対戦相手」と言うのは何年ぶりなんだろうか?少なくとも93年まで遡らないといけないかもしれない。

試合が始まると日本には大きな応援。相手がボールを持つだけで大ブーイング。ここまでメリハリが出た試合は久しぶり。その大声援を受けた日本が相手のミスに乗じて荒川が先制点を入れる。結局、この1点が全てでした。このあと、相手に押し込まれますが「最後の一線は絶対、割らせない」という守備で得点を許さず、前半終了間際に日本が2点目を取る。後半、思い切ったパワープレーに日本は自陣に釘付けにされるが、CKから大谷が決めて3点目。残り時間を日本が全員守備で守りきって試合終了。

「奇跡が起きない限り勝てない」とまで言われた試合に女子日本代表は勝った。上田監督は「①相手のCBはそれほど上手くないのでアーリークロスを入れる、②相手の左サイドを攻める」という2点を戦術として使った。日本はアーリークロスを結構、使っていたし、右SB川上を基点に攻撃を作っていた。「日本の右サイドをケアされたらすばやく左へ」という意識付けもしっかり出来ていたと思う。監督が言っていた秘策の1つは3点目のCKだったらしい。山本というフリーキッカーを利用しない手はないだろう。試合を通じて思ったのは「北朝鮮代表は強い」ということだった。ボール回しにしても、フィジカルにしても日本を上回っていたと思う。ただ、北朝鮮代表もここまでの強烈なアウェーの中で戦うのは初めてだったと思うし、この状況が彼女達のプレーに多少は影響したのかもしれない。「日本の先制点が彼女達の心理状況に影響を与えた」ことは確かだと思う。

この試合、彼女達は必死にプレーした。「絶対、勝つんだ」という思いがあった。これは彼女達のプレーを見れば分かる。チャンスがあればシュートをとにかく打っていく。サイドでの1対1では「相手を抜く」と言うことが常に選択肢の第1番目だったと思う。攻撃でも守備でも必死になって相手に向かっていくプレーは凄かった。見習わなければならない点がいくつもあった

アテネ五輪の出場権は獲得した。が、今大会はまだ終わっていない。中国との決勝戦。アジアNo.1になるチャンスである。中国戦でも準決勝と同じ、いやそれ以上の素晴らしいプレーを見たい。


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