« 最近・・・ | Main | 2.26 »

2004.02.22

U23日本代表対U23韓国代表

2月21日、U23日本代表対U23韓国代表の試合が長居総合陸上競技場で開催された。結果は2-0でU23日本代表が勝利。3月1日から始まるアテネ五輪アジア最終予選に向けて順調にチームが仕上がっている事が確認された。

先発メンバーは予想通りでA代表から合流したDF茂庭は前半のみ出場し、MF石川は後半のみの出場となった。今までの韓国戦では一度も先制したことがなく常に韓国に押される展開だったが、今回の試合では(相手のコンディションが整っていないという点を除いても)日本の実力が上がっている様に見えた。日本は「平山という明確な武器を手に入れ、攻撃を作りやすくなった」と思っている。少なくとも大久保よりは攻撃を作りやすいと思う。前半は日本がやや優勢にゲームを進める。

後半開始からMF山瀬に代えてMF松井、DF茂庭に代えてMF石川を投入。前半は右WBだった徳永が3バックの右ストッパーに入り、石川が右WBに入った。この交代により日本の攻撃が活性化する。山瀬は試合に参加していなかった。松井は今まで持ちすぎる事が多かったのだが、今回の試合はメリハリが出ていたように思う。その松井が基点となり先制点が生まれる。得点した松井は大きなアピールとなった。その後、韓国に押し込まれGK林の不用意なプレーなどでピンチを迎えるが失点を許さない。苦しい時間を耐えたご褒美として森崎のミドルシュートが決まり、試合は決まった。

FW平山相太が騒がれているが同じタイプとしてはFW高松大樹が選ばれている。山本監督は現時点では平山の方が調子がいい、と言うことで先発で使っているのだろう。私はずっと「大久保嘉人というFWはどういうFWなのか?」と考えてきた。明確な答えはまだ見えない。ただ1つ言えるのは「山本監督は大久保を絶対的な軸としてチームを作る事をしなかったのではないか?」と言うことである。もちろん、1昨年のアジア大会、昨年の1次予選では大久保がエースとして君臨していたが、「完全なる大久保嘉人のチーム」と言う感じには見えなかった。大久保を生かすのであれば別のアプローチをしていたと思う。CMFのパッサーをもっと重要視していたと思し、大久保にC大阪のチームメイトである森島の様な動きを要求していたのかもしれない。または大久保を2トップとしてではなく、1トップ2シャドーの2人のうちの1人として使っていたかもしれない。少なくとも私にはそのようには見えなかった。あくまでも2トップの一角として期待していたように思う。私は大久保が嫌いではない。期待しているのだが、彼が本当に輝く(輝ける)場所はどこなのか、が分からないだけである。彼が日本ラウンドで出場した時にその答えが分かるのかもしれない。

A代表と比べるとU23日本代表はコンセプトが明確に見える(見ることが出来る)。A代表も「個人の創造性に任せる」という明確なコンセプトがあるのだが、A代表でファンタジーを見たことはほとんどないのである。U23のコンセプトは高い位置でボールを奪い、攻撃するというものだと私は思う。これはフィリップ・トルシエが使ったコンセプトとそれほど変らないと思う。決定的に違う点は選手を縛らない点だと思う(トルシエも99年Wユースでは選手に自由を与えていたのだが・・・)。ポジションチェンジを行い、前線に様々な選手が飛び出してゆく。選手も「今だ」と感じ合った時にはボールを奪いに行く。A代表よりも見ていて面白いと思った。このコンセプトの為、どこかで壁に当たると思う。その壁はUAEで現れるかもしれない。中盤でのプレスを基本としているので、中盤と飛び越すロングパスをFWに当ててくるかもしれない。DFラインが下がり、押し込まれる。その困難を選手がどう乗り越えてくれるのか?乗り越えた先にあるのはアテネへの切符だと思う。

山本ジャパンは23日にUAEに向かう。日本に帰って来た時、勝ち点が7以上であることを信じている。

詳しい解説などはスポーツナビを参照:http://sportsnavi.yahoo.co.jp/index.html

|

« 最近・・・ | Main | 2.26 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/13437/221429

Listed below are links to weblogs that reference U23日本代表対U23韓国代表:

« 最近・・・ | Main | 2.26 »